環境負荷(炭素排出量)の大きい日立港LNG受入基地計画 |
東京ガスの日立港LNG受入基地計画は原発隣接で危険であり、環境負荷(炭素排出量)も大きい パイプライン及びLNG輸送の炭素排出量比較 石油公団(現:石油天然ガス・金属鉱物資源機構)によると、2000年にパイプライン及びLNG輸送の輸送距離の遠近と輸送量の差による環境負荷(炭素排出量)比較を㈱富士通総研経済研究所に委託して調査したところ、LNGは液化する際に膨大なエネルギー自家消費が生じるため、一般的に輸送距離が1.6万km以下であれば、パイプラインのほうが環境負荷を低減できると言う結果であった。 つまり、環境負荷に関しては遠距離となる中東(ペルシャ湾~東京湾間で輸送距離約1.2万km)においてもパイプラインのほうが有利となる。それ故に、サハリンからの天然ガス輸送はパイプラインのほうが地球温暖化防止に貢献することとなる。 東京ガスの「日立港LNG受入基地」がLNGを輸入する予定の ロシア・サハリン石油・天然ガス開発事業 「サハリンII」プリゴロドノエのLNGプラントの稼動は、周辺の環境に大きな脅威を与える。 LNG生産の際、莫大な量のガスが液化の為に無駄に消費されています。そのような損失は許容できませんし、時代遅れの、多量のエネルギーを消費する工業です。 毎年、LNGプラントから245万トンの炭酸ガス、1000トンの硫黄化合物、窒素、一酸化炭素、炭化水素、水蒸気などが大気中に放出されます。このような大気への放出は、サハリン南部の大気状態の悪化に加えて、地球規模の気候変動に多大な影響を与える事になります。 生産と船積み、輸送、LNGの全てのサイクルがガス爆発という大きな危険性を持っています。 代替案として、以下の事を検討するよう要求します。 サハリン南部にLNGプラントを建設して、日本までラインパイプを引くこと放棄する。(長期契約を締結した場合)液化せずに、そのままの状態でガスを納入する。サハリン南部でガスを液化し、数10キロはなれた日本まで持っていき、また元に戻すというのは、経済的に無駄である。 太陽光発電のライフサイクルCO2排出量 「液化天然ガスは地球にやさしくない、危険なエネルギーです」 K (汚い ) ・ K (危険) な LNG (液化天然ガス) K 汚い(CO2を多く排出する) K 危険な(ガス爆発、LNG全面火災、テロ災害の危険性のある) LNG(液化天然ガス) 茨城県沖国産天然ガス田開発 |
by hilng
| 2010-03-17 19:16
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