破綻した亡国の東京ガス日立LNG基地計画 |
日露天然ガスパイプラインの早期建設でCO2削減と貿易赤字の縮小を! 機は熟した、サハリンの天然ガスを パイプライン輸送せよ 年間6兆円のLNG輸入額を3兆6000億円に縮減日本がサハリンから天然ガスをパイプラインで輸入する場合、宗谷海峡での国境渡し価格が欧州向けと同等になることは間違いないだろう(ドイツなど西欧向けのパイプライン輸出価格は、現在の日本のLNG輸入価格の約6割である)。 この条件でロシアからの天然ガス供給が実現すれば、ロシア以外の国から新規LNGを購入する際の、価格引き下げへの効果的な交渉カードとすることができる。 LNG価格をサハリンからのパイプラインガス価格に切り替えたと仮定すれば、年間6兆円のLNG輸入額(2012年)が3兆6000億円に縮減できる。パイプラインの事業規模は5000億~6000億円程度であるため、初期投資が早期に回収できることは確実である。 液化・海上輸送・気化に多額の費用を要するLNGは、パイプラインによる生ガス輸送に比べてコストが高い。そのため世界の天然ガスの9割以上はパイプラインを使って輸送されている。パイプライン方式は地上であれば4000キロメートル以内、海底で1000キロメートル以内であれば、LNGに比べてコストが低く抑えられる。
サハリン1では、2000年前後にエクソンモービルがサハリンから北海道を経由して首都圏に結ぶパイプライン輸送を提案したが、主要な買い手である電力業界が拒否した経緯がある。天然ガスの国際パイプライン敷設をきっかけに、日本にも電力自由化の波が押し寄せ、料金値下げ圧力が高まることを懸念した電力業界がこの提案を拒否したとするのが関係筋の見方である。 5月28日には、日本の国会議員33人が、ロシアのサハリン島のガス田から東京近郊まで天然ガスを運ぶパイプラインを敷設する計画を近く提案すると報じられた。 (Japanese Lawmakers Propose $6Bln Gas Pipeline From Sakhalin) サハリンから日本へのパイプライン計画は10年前からあるが、従来は北方領土問題などで日露対立があり、日本がロシアのガスに依存することでロシアが優位になることをおそれ、計画が進まなかった。2011年の大震災後、日本で原発が使いものにならなくなったため、状況が変わったとされる。だが、ロシアのガスに依存すると、EUがロシアに強い態度をとれないのと同様、日本もロシアを敵視できなくなる。 [飯山一郎先生の乳酸菌講座] (14) 築け東亜の平和と安定 「東亜 21世紀 三大プロジェクト」 1. 飯山一郎グルンバ.乳酸菌技術 「タクラマカンとゴビ砂漠の緑化・農地化と日本被災民移住計画」 2.ロンドン-パリ-北京-ピョンヤン-ソウル-東京-札幌 「日欧ユーラシア新幹線計画」 3.脱原発・脱LNG 「日・露・中・韓・北朝鮮 東亜天然ガス国際パイプライン計画」 |
by hilng
| 2014-06-08 19:54
| 日立LNG基地
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