茨城県議会での公明党井出県議のLNG基地誘致発言 |
2008.09.09 : 平成20年第3回定例会 13 : ◯46番(井手義弘君) 第3に,日立港へのLNG基地誘致についてお尋ねをいたします。 現在,日立港は,液化天然ガス,LNGの受け入れ基地として有力な候補地に挙がっています。都市ガス最大手の東京ガスが,地下タンク埋設の可能性を探るために,昨年秋から日立港第5埠頭のボーリング調査に着手しています。建設が決定すれば,県内初のLNG基地となり,日立港の利用促進にも一段と弾みがつくことが期待されています。固定資産税など地域の税収アップにも直結します。県も港湾管理者として積極的に誘致を進めるべきであると考えますが,知事の御所見をお伺いいたします。 ◯橋本知事 井手義弘議員の御質問にお答えいたします。 日立港へのLNG基地誘致についてでございます。 日立港は,日立地区の産業集積を背景に,石油や石炭などのエネルギー基地として,また,近年は自動車の輸入基地としても発展をしてきているところであります。 このような中,東京ガス株式会社におきましては,県北地域におけるLNG基地として日立港への立地可能性を検討するため,昨年末から第5埠頭地区において地質調査を行ってまいりました。その結果,LNG基地の建設は技術的に可能であるとの結論が得られ,今後,経営戦略の観点なども考慮に入れて,最終判断がなされるものと伺っております。 この立地が実現いたしますと,日立港の利用拡大が図られますとともに,県北地域の工業団地等への天然ガスの供給も可能となり,企業立地の促進にもつながるなど,地域振興への効果が期待されるところであります。 県といたしましては,LNG基地の早期実現に向け,東京ガスと協議を重ねますとともに,地元や関係機関と調整を図りながら,必要となる都市計画や港湾計画の手続等について積極的に取り組み,できるだけ早期に立地が進むよう努めてまいりたいと考えております。 |
by hilng
| 2009-10-17 14:59
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