excitemusic

プロレタリア世界革命を唱える中核派と成田空港反対運動の歴史と展望
by hilng
ICELANDia
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
記事ランキング
最新の記事
カテゴリ
以前の記事
検索
タグ
ブログパーツ
画像一覧


危険な扇島LNGタンカー基地 1988年 第113回 国 会 

危険な扇島LNGタンカー基地
第113回 国 会 交通安全対策特別委員会 第5号
1988(昭和63)年11月2日


次は、中ノ瀬航路の北口における航法の改善でございます。かつて昭和四十九年十一月九日にLPGタンカーの第十雄洋丸がここで衝突をいたしました。このときの衝突の原因は、はっきりした法的根処が、中ノ瀬航路に入ってきた船とそれから木更津航路を出てきた船との直角に交わる交差点で直接的な法的な整備がなかったということが原因として言われております。しかしながら、これはいまだになかなか解決されておりません。これにはいろいろな方法があると思います。困難ですが、中には中ノ瀬航路をもっと延長したらどうかという説もあるようですけれども、何としてもこの状態は官民の英知を挙げて解決をしなければ再びこのような事件が起こるおそれは十分にある。現在はパイロットが互いに話し合って何とか事故を防止しているような状況でありますけれども、このような状態は早急に法的に解決しなければ、言葉の通じない外国船なんかに対しては非常に危険性が大きいことを指摘しておきたいと思います。
 
それから次は、扇島のLNGタンカー基地であります。私どもは極めて大胆に誤解を恐れずに申し上げるとするならば、次に東京湾で事故が起こるおそれの最も大きいところはここではないかと思います。つまり、LNGタンカーは御存じのように大変な爆発力を持っております。同時に、一万五千トンの船が横合いから直角に衝突した場合に、六ノット以上のスピードであればタンクに穴があく、そうして場合によっては六分間で全量流出する、そしてその爆発ガスが状況によっては四千メートルに広がる。

これは京浜コンビナートの千三百のタンクが全部含まれます。そして東京湾で通常航行している船舶の発電機あるいはエンジンのスパークも火種になるわけでありますから、猛烈な爆発が起こることは決して過言ではございません。しかしながら、東京湾海難防止協会の報告書を見ますと、ここに入ってくるLNGタンカーは非常に困難な条件の中で航行せざるを得ない。端的に言いますと、東京、千葉から出港してくる一日二百七十五隻の船に対してことごとくLNGタンカーの方が避けなければいけない法的な義務船になるということであります。

その第一の壁を突破しましたならば、第二の壁はその前に五つの危険物船舶の錨地が並んでいる。その第二の壁を突破しても、第三の壁は二十万トンを含む大型タンカーのシーバースが四つ並んでいる。しかも、東京湾で最も船舶の過密な川崎、扇島沖につくられたこのようなLNGタンカー基地というものは、常に大きな危険を内包していると思います。もしこれが爆発したならば大変な災害になることは海上保安白書も指摘しております。
[PR]
by hilng | 2010-02-03 20:55
<< 危険なLNGタンカーの航行規制... 経済産業省の「テロ対策」指導を... >>